パソコン小改造

みなさんは、少し古くなったパソコンをどうしていますか。

クリニックのパソコンは現在15台あり、ちょっと古くなってきたパソコンもあります。

壊れてから新しいパソコンを買うと、使えるようになるまで時間がかかるのでちょっと古くなると新しいパソコンを買うことが多かったです。

最近、HDDを交換することができるということを知ったので、交換してみました。

ちなみにパソコンに関しては、全くの素人です。

 

当院はDELL、Hpのパソコンが多いのでネットでググるとパソコンの開け方がだいたい書かれています。または、youtubeでも見られます。

HDDを取り外すことができれば、デュプリケーターという機械を使うとOSも含めてコピーができるので、コピーしたものを元に戻すだけです。

ただ、これだと早くなるわけでもないしあまり達成感がないのも事実です。

ということで、今度はHDDからSSDへの交換をやってみました。

 

パソコンはドスパラという日本の会社のデジノスノートです。

まず裏返して、バッテリーを外します。

次に、3つのねじを回して裏蓋を外します。

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すると、右下にHDDが見えます。ねじを回して横にずらすとHDDが外れます。

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今回使うSSDです。

もともとのHDDが500GBでしたので、同じ容量のSSDを購入しました。

だいたい6000円程度で入手できます。

私は、NTT-Xのセールで5500円で購入しました。

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デュプリケーターに古いHDDと新しいSSDをさして、ボタンを押すとコピー開始です。

2時間程度でコピーは終了しました。

後は、SSDをHDDの代わりに戻すだけです。

ちなみにデュプリケーターは、ロジテックというメーカーのものです。

アマゾンで買うより、ロジテックダイレクトの方が少し安いです。

 

ドスパラのノートパソコンはそこまで売れているわけではないないためか、裏蓋の外し方がネットでうまく探せず不安はありましたが、えいや!とやったら外れました。

後は簡単でした。

SSDにすると電源を入れた後の立ち上がりが明らかに早くなります。

それほど難しい作業ではないので、皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

ただし、自己責任でお願いします。

うまくいかないときに、やり方を聞かれても多分答えられないと思います。

ネットには、いろいろやり方を指南してくれているものがあるので参考にしてください。

事務机更新

受付裏に事務さんが使う机があるのですが、こちらを作り直しました。

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長さが1.8mあり、二人座れるようになりました。

今は、パソコン2台を置いてありますが、このほかにスキャナなどを設置する予定です。完成したら、またアップしたいと思います。

 

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こちらが以前使っていた一回り小さい机です。

結構日焼けしていますね。

分解、切断して再利用しようと思います。

 

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こちらが、分解、切断した木材です。

いずれ、何かを作る材料にしたいと思います。

木材は再利用できるので、エコですね。

新年あけましておめでとうございます

新年あけましておめでとうございます。

久しぶりの更新になります。

昨年は、コロナワクチン接種もあり忙しい日々でした。

あまり、投稿するような内容もなく更新をさぼっていました。

今年もできる範囲で綴っていこうと思いますので、よろしくお願いします。

 

今年一番初めの仕事は、受付のコロナ感染対策のビニールシートが少し破けて汚くなっていたので、取り換えました。

 

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いままでは、ツーバイフォーの木と木の間にひもを張ってそれにビニールシートを吊り下げていたのですが、今回ツーバイフォーの木に杉の細い木を打ち付けてそこにビニールシートを吊り下げました。

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受付の横からだとこんな感じです。

以前より少しすっきりしたかなというのと、ビニールシートも交換しやすくなったので破けてきたらまた交換しようと思います。

 

今年もよろしくお願いします。

持続可能なクリニックのために

みなさまは、お盆休みをどうすごされたでしょうか。

昨年に引き続いて今年もどこにも行けませんでしたので、家で何冊かの本を読みました。
2021新書大賞第1位の帯につられて、人新世の「資本論」という本を買って読んでみました。
このままでは地球が危ない、ではどうすれば良いか。ということが書かれています。
いくつかは共感ができ、いくつかはどうかなという感じなのですが、難しい内容をかなりわかりやすく書かれています。

いろいろなことを考えるきっかけとして読んでみるのは良いのではないでしょうか。


私は、この地球のサステナブル(持続可能性)について考えるとともに、今のクリニックの持続可能性についても考えを巡らせました。
今のクリニックは、日にもよりますがちょっと混みすぎているのではないかと思っています。
混む状況は、経営者としては良いように思うかもしれませんが、医者としては一人一人にかけられる時間が減り満足な診療が出来ない場合もでてしまいます。
待合室も混雑しますし、患者さんも嫌な気分になってしまうのではないかと思います。
スタッフも疲れ果てて辞めてしまう人がでてしまう可能性が高まります。
一人が辞めて、すぐに補充も出来なければより大変になって、雪崩のように辞めてしまう事態だってありうるかもしれません。
そうすると患者さんにも迷惑がかかりますし、私も疲弊してしまいます。
そうならないために、どうすれば良いだろうかといろいろ考えました。


待合室や駐車場がもっと広ければ、スタッフと医者を増やすのが一番良いのではないかと思いますが、今のキャパシティだとちょっと難しいのと、すぐに良いスタッフや医者を探すのは難しいと思います。


1つは、長期処方の容認です。患者さんによっては推奨でも良いかもしれません。
高脂血症高尿酸血症などで、データが落ち着いている人や、逆流性食道炎で症状が落ち着いている人は長期処方で良いと思います。
HbA1cが7を超えている糖尿病患者さんとか、症状が落ち着いていない患者さんは毎月受診の方が良いと思います。
また、処方が変わるときや状態が不安定の時には、いったん短めの処方になることもご理解をしていただければと思います。


それから、大変申し訳ないのですが新患の患者さんを制限せざるを得ないのではないか、と考えました。
ひとまず、小中学生の新患患者さんは小児科に行ってもらうことにします。
他の新患患者さんは、今後の状況を見ながら判断していきたいと思っています。
今通っている患者さんを大切にしていきたいと思っていますので、ご理解、ご協力のほどよろしくお願いします。

コロナワクチン接種率が低いのは栃木県が悪いのか

栃木県のコロナワクチン接種率が低いと報道され、患者さんからもそのようなことを言われちょっと悲しい気もしています。

全国ワースト1位だったようです。

その後の調査では、ワースト4位と若干順位が上がりました。

 

まあ、そんなこと競ってもしょうがないと思いつつ、こんなに頑張っているのに何故なのだろうと思います。

ただ、現在ワクチン接種している人が少ないのは個々の問題はあるかもしれないのですが、一番は国の責任だろうと思います。もっと早くたくさんのワクチンが納入されていれば、もっともっと接種している人は増えていたのは間違いないです。

どの県の接種率が高いとか低いとかは、若干目先をそらそうという意図があるのではないかと勘ぐってしまいます。

 

ちなみに栃木県の中での市町村の比較も公表され、宇都宮市はやっぱり低い方(ワースト4位)のようです。

こちらの理由はある程度推測できます。

まず、当初宇都宮への割り当てのワクチン量が少なかったです。これが一番の原因ではないかと個人的には考えています。

人口が多い所ほど、人口比で割り当ては少なかったようです。なぜ、そうなったのかは分かりませんが、医療従事者用でも高齢者用でもそうでした。これは、宇都宮医師会の役員会でも問題になっていました。

次の理由としては、宇都宮の予約システムとして、1回目接種をまず予約して、接種が終わってから2回目接種の予約を取るというのがあります。そのためか、最初の3週間はフルに予約をとらずに、2/3程度の予約数となっていました。例えば、上限36人と設定した施設では、はじめの3週間は上限24人の予約しか出来ませんでした。

もう一つの理由として、実際に接種した人数と報告している人数に若干の遅れがあるということです。国に報告するのに、VRSというタブレットを使うことになっていますが、宇都宮では医療機関の負担軽減のため、宇都宮市で一括して報告することになっており、報告までのタイムラグがあることです。

もう一つは、集団接種がはじまるのが遅かったこともあると考えています。歯科や薬局などの医療従事者の接種を集団接種で行っているのですが、これが終わってからの6月末から高齢者の集団接種が始まることになっています。医療従事者の接種に時間がかかった理由は、ワクチンの納入も関係があったと思います。

いろいろな理由がありますが、現在は相当皆頑張って接種していますので、宇都宮市、栃木県とも、接種率が低いという汚名を晴らす日は近いと思います。

 

高齢者の次には、60から64歳までの方と持病のある方の接種が始まります。その後にそれ以外の一般の方の接種になります。早くみんな接種が終わってちょっと安心できる状況になると良いと思っています。

 

 

外壁塗装工事が終わりました

外壁塗装工事が終わり、足場も解体されきれいな状態に戻りました。

以前よりちょっと色が白っぽくなったような気もしますが、気のせいでしょうか。

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まあ、写真では分かりませんよね。

実際に見て下さい。

もともと、そこまで汚くなっていなかったのでこの1ヶ月間の苦労が報われたのか良くわからないのですが、気分的にはきれいになって良かったのかなと思います。

 

 

52ヘルツのくじらたち

今日は久しぶりの読書感想文で、「52ヘルツのくじらたち」を紹介します。

本屋大賞をとった小説なので、知っている人や読んだ人も多いと思います。

アマゾンの書き込みでは、賛否両論があって買うのに躊躇したのですが、結論から言うと買って読んで良かったです。

テーマは虐待、DV、LGBT、友情、愛情など多岐にわたっており、いろいろ考えさせられます。

TVで虐待のニュースなどが流れると、本当にやるせない、悲しい気持ちになりますが、ニュースになるのは、氷山の一角なのだろうと思います。

LGBTは、割と身近な問題でもあり、性別に関係なく1人の人間として接しているつもりです。

ただ、カルテには性別を記載する欄があって、戸籍上も性別を変更している人は良いと思いますが、変更していない人だと来院した時に嫌な気持ちになるかもしれないと思います。

血液データでは、男性と女性で基準値が異なるものもあり、仕方がない側面もありますが、このままで良いのかなと思います。

結構、途中は辛い場面もありますが、最後には希望が見えるというか、読んで良かったなと思えますので、興味がある方は手に取ってみて下さい。

涙もろい人は、人前で読まない方が良いと思います。