国立西洋美術館の松方コレクション展

今月は2回ほど東京(上野)に行きました。
まずは1回目の話を書こうと思います。


もう終わってしまったのですが、上野の国立西洋美術館の「松方コレクション展」に行きました。
展示されている作品が素晴らしいのはもちろんですが、1人の人間(松方さん)とその周囲の方々にスポットをあてて展示がされていて感動しました。
原田マハさんの「美しき愚かものたちのタブロー」という小説を読んでから訪れたので、さらに感動が深かったです。


原田マハさんは、作家になる前に美術関係の仕事をしていただけあって、美術に造詣が深いです。
代表作はこちらも美術に関係した、画家アンリ・ルソーパブロ・ピカソの物語「楽園のカンヴァス」です。
デビュー作は沖縄が舞台の「カフーを待ちわびて」ですが、こちらもお勧めです。


ちなみに、「松方コレクション展」の目玉はモネですが、個人的にはルノワールが良かったです。
横浜美術館で今度は、「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」という展覧会が始まったので、今度はこっちに行きたいと思っています。