少し遅いですが、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
みなさまは、年末年始をどのように過ごしましたか。
いくつかあるのですが、今回は本の話にします。
「十二国記」シリーズを知っていますか。
はじめは、20年以上前に発売されて、今回18年ぶりの新刊ということで盛り上がっているようです。
私は今回初めて知りました。
他の小説であえて言えば、ハリーポッターシリーズのようなファンタジーですが、奥深さは「十二国記」の方が勝っていると思います。(ハリーポッターファンの方ごめんなさい)
また、一つ一つが独立した話になっているので1作目から読まなくても大丈夫です。
むしろ、エピソード0の「魔性の子」から読み始めると挫折する危険があるので、せめてエピソード1の「月の影、影の海」からが良いと思います。
ただ、こちらも前半は苦しい展開が続くので、エピソード6の「図南の翼」から入るのが一番無難なのではないかと思います。
面白いのはもちろんですが、それだけではありません。
以前、このブログでも触れた「まちねの終わりに」も運命について考えさせる部分がありましたが、こちらは巡り合わせの運命ではなく、天命ともいうべき運命について考えさせられます。
シリーズ全部を読んだわけではないのですが、一貫して”今やるべきことを頑張ってやることが大事”と言うことを訴えかけている気がします。
今の自分で良いのか、このままで良いのか迷っている人には是非読んでいただきたいと思います。
くれぐれもエピソード0の「魔性の子」から読んではいけません!