釘などを使わない椅子を制作

 椅子を作りました。
今まで私が作っていた制作物は、基本的に木材をホームセンター(ほとんどがジョイフル本田)で購入し、正確な直線切りが必要なところはカットしてもらって、作っていました。
正確性がそこまで必要のない直線切りや曲線切りは自分でやっていましたが、組み立ては主にコーススレッドというネジと電動ドライバーと木工用ボンドでやっていました。

今回の椅子は、荒削りした杉から作っています。座面は10cm程度の幅の木材3枚をビスケットジョイントを用いて接合してそれをさらにカットして、自動かんなで厚みを調整しつつ表面をきれいにしています。組み立てもコーススレッドなどを使わずダボなどで仕上げるというちょっとだけ本格的なやり方で作りました。
正確には、今後そのような手法で本格的な家具を作れるように基本を学びつつ簡単な椅子を作るというものでした。

それで、出来たのがこれです。

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杉の木目が美しいですね。
うらには、電気コテを使って自分のマークを焼印しました。「ししど」を模しています。わかりますか?

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今後、もっとクリニックに役立つものを作ってみたいと思います。
ただ、時間とお金が結構かかるので、本格的なものが必要でないものは従来の方法を駆使して作っちゃうとは思いますが。