4月に栃木県立がんセンターの消化器内科の新しい先生(橋元先生)が赴任し、当院に挨拶に来られました。
一人消化器内科医で大変と思いますが、内視鏡治療などに対してやる気に満ち溢れていてこちらも元気をもらいました。
私が、初めて早期胃がんに対する粘膜下層剥離術(ESD)を見たのは24年くらい前の軽井沢病院に勤務している時でした。当時の軽井沢病院で内視鏡検査の件数が少なかったため、佐久総合病院に週に1回見学に行かせてもらい、当時まだESDという名称もついていない、まだ全国的にも知っている医師は少ない時代に佐久総合病院消化器内科医の小山先生が治療するのを何度か見学させてもらいました。
大学に戻り、ESDが学会などで発表され、徐々に知れ渡るようになってきて、治療に使うデバイスがオリンパスから発売されるようになり、千葉大学病院でもESDを始めました。その後、千葉県がんセンターに異動してから本格的にESDを行うようになりました。
まだまだ、技術も未熟でしたが、より良い治療をしようとESDに携わる医師の誰もが思っていて、佐久総合病院でデモンストレーションセミナーが開かれると、大勢の医師が集まってすごい熱気だったのを覚えています。
橋元先生と話をしていて、当時のことを懐かしく思い出しました。
今では、ESDをすることはありませんが、ESDができるような超早期の食道がん、胃がんを発見すべく日々頑張っています。
現在、胃カメラは2か月待ち、大腸カメラも1か月半待ちとなっており、ご迷惑をおかけしております。1日10件の内視鏡検査を頑張っておりますが、なかなか待ち日数の短縮になりません。なかなか良い打開策が見つからず、当面ご迷惑をおかけすると思いますが、何卒宜しくお願い致します。