潰瘍性大腸炎

安倍首相の辞任によって、にわかに注目されています。

当院にも、潰瘍性大腸炎で通院している患者がたくさんいます。

潰瘍性大腸炎の患者さんはいろいろな感想を持っているようです。

「もっと頑張って欲しかった」とか、「マイナーな病気が注目されてうれしい」とか。

私も、これを機に潰瘍性大腸炎に対して理解が深まれば良いなと思います。

もともと難病扱いでしたが、患者数が増えたこと。コントロールが良い人が増えたことなどから、軽症の患者さんは難病から外れました。

当院にかかっている患者さんも多くは軽症です。

日常生活も、普通に送れます。ただ、ストレスなどで悪化するリスクはあるので、注意が必要です。また、コントロールが悪いほど大腸癌のリスクが増えますので定期的な大腸内視鏡も必要です。

潰瘍性大腸炎の患者さんだけでなく、周囲の理解も必要です。みなさんの周りにもいるかもしれませんので、よろしくお願いします。